そろそろ新居が完成しそうなので、不動産屋さんに、今住んでいるアパートを退去する連絡をしました。
いま住んでいるアパートは、2010年の秋に、「隣のおうちのお庭の風景が借景できそう」、ということで借りたお部屋でした。
アパートのお隣には、耳の遠いおじいちゃんとばあちゃんが住んでいました。
隣のじいちゃんが元気だった頃は、お庭で育てている野菜を頂いたり、足腰が弱くなったじいちゃんが畑で転んでいるところをわいが助けたり、、と、住宅街のアパートではありましたが、不思議なご近所付き合いがありました。
ご夫婦とも耳が遠く、年中、大声でけんかのような会話をしていた老夫婦でしたが、じいちゃんが先に逝ってしまうと、おばあちゃんも急に元気がなくなった様子でしたが、いまでも私たち夫婦を見つけては、嬉しそうに「おーい」、と、手を振ってくれます。
私たちがいなくなるのをたぶん寂しがってくれそうなおばあさん。
大丈夫かなぁ。